ギリシャの難民キャンプで聖火リレー

聖火のトーチを手に笑顔の男性は、シリア難民でアマチュアの水泳選手、イブラヒム・フセイン（27）。

今月21日に始まったリオデジャネイロ五輪の聖火リレーが26日、アテネ郊外にある約１５００人の難民・移民を収容した「エライオナス・キャンプ」で行われ、ランナーを務めた。

ギリシャの五輪委員会が難民支援をアピールするために企画したもので、フセインさんが聖火のトーチを掲げながらキャンプのなかを走ると、難民たちから歓声が上がった。