2015年12月8日火曜日

「乱射事件の犠牲者を悼んでいる政治家は、米ライフル協会から金をもらっている!」 政治家72人の偽善が暴露される

米カリフォルニア州で14人が殺害された乱射事件で、非難の的になっているのが、ありとあらゆる手を使って銃規制を阻害している圧力団体、NRA(全米ライフル協会)と、NRAから献金をもらい、その手先になっている政治家たちだ。



批判の急先鋒になっているのがリベラル系の米ジャーナリスト、イゴール・ボリスキー氏(写真=ツイッター)。

同氏はNRAの財務諸表などから、各政治家が受け取った献金額を把握。その政治家が事件の犠牲者への哀悼の意をツイートするとすぐに、受け取った献金額を暴露しているのだ。







たとえば、12年の大統領選挙で共和党の副大統領候補となったポール・ライアン下院議長が3日、「カリフォルニア州サンバーナディノの犠牲者のために祈り続けよう」とツイートすると(上)、すぐさま「ポール・ライアン下院議長は『サンバーナディノの犠牲者のために祈り続け』るために、NRAから2014年度に2000㌦を受け取った以外にはほとんど何もしていない」という具合だ(下)。




同氏は、NRAから献金を受けている72人の政治家を暴露。ちなみに14年度にNRAから最も多額の献金を受けたのは共和党のボブ・グッドラットだった。

ボリスキー氏の戦術は、政治家たちの偽善を暴露するこれ以上ない強烈なカウンターになっており、多くの支持が集った。同氏のツイッターのフォロワーは事件発生時の1万1000人から8日現在、7万2500人に急増している。


情報ソース
http://www.forbes.com/sites/katiesola/2015/12/04/igor-volsky-twitter/

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