2015年7月8日水曜日

手首に「;」のタトゥーで自殺願望を持つ人々を支援 「プロジェクト・セミコロン」



最近、米国を中心に、手首などに「;」(セミコロン)のタトゥーを入れる人が増えている。「うつ病、自殺願望、中毒、自傷行為などに苦しむ人々に希望と愛を与える」非営利運動「プロジェクト・セミコロン」の支持の表明だ。

このプロジェクトは、父親を自殺で亡くし、自身もうつ病と自殺願望に苦しんでいる米ウィスコンシン州在住のエイミー・ブリューエルさんが13年に始めたもの。セミコロンがシンボルになった理由をこう説明する。「文学作品において、セミコロンは筆者が文章を終わらせたくない場合に使用します。生き続けることを選択するという意味です」

最初は、支持者たちに「手首にセミコロンを描いてほしい」と訴えていたのだが、支持者たち間でタトゥーを入れることが自主的に広まっていった。

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自殺をする人は、一時的な気の迷いや鬱などで発作的に命を絶ってしまう人も多いと思う。ちょっとした人々の支援や関心に気がつくことで、最後の一線を超えることを踏みとどまることができるかもしれない。

先進国の中では最も自殺者が多い日本。タトゥーを入れるのは敷居が高いけど、別の形で広まってほしい気がする。


情報ソース
http://www.mtv.com/news/2204380/project-semicolon-tattoo/

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