2014年6月21日土曜日

高速を横断するカモ親子を助けようと車を止め……



カナダである交通事故の裁判が注目を集めている。モントリオール裁判所の陪審は20日、エマ・クゾルノバジ被告(写真=25)が、「刑事責任を問われる過失致死」などの起訴事実に関して「有罪」であるとの評決を下した。量刑では最高で終身刑が科せられる可能性がある。

被告は何をしたのか?

10年6月27日、モントリオール郊外カンディアックの高速道路をホンダシビックに乗って走っている時に、カモの親子が道路を渡ろうとしているのに気が付いた。彼女はカモを助けるために、車を左レーンの端に止め、車外に出たところ、16歳の娘を後部座席に乗せオートバイを運転していた50歳の男性が、車に突っ込み、2人とも死亡したのだ。

クゾルノバジの弁護士は「被告の行為は確かに危険なものだったが、刑事責任が問われる犯罪ではない。悪意はなく、飲酒も速度違反も危険なレースもしていない」と主張、控訴も含め今度の対応を検討するとしている。


情報ソース
http://www.montrealgazette.com/news/Driver+Emma+Czornobaj+found+guilty+four+charges+duck+linked+collision/9958641/story.html

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