2014年1月29日水曜日

スーパーボウル スカーレット・ヨハンソンのCMが放送中止になったわけ





NFLの優勝決定戦「スーパーボウル」のテレビ放映で、人気女優スカーレット・ヨハンソン(29)が出演する家庭用炭酸水マシン・メーカー「ソーダストリーム」のCMが予定されていたが、ボツになってしまった。テレビ局のFOXが放映を拒否したためだ。






CMでは、スカージョが粉末を混ぜてソーダをつくり、はおっていたバスローブを脱ぎ捨て、誘惑的な眼差しでソーダをストローで飲む。セクシーで魅力的だが、問題になったのはそこではない。スカージョは最期にカメラに向かって「ごめんね、コークとペプシ」と言うが、これがまずかった。両方ともテレビ局にとっては巨大スポンサー。ご機嫌を損ねたくないってことらしい。

これにソーダストリームのバーンバウムCEOがブチ切れた。「一体どこの世界にライバル企業を引き合いに出さないCMがあるんだ。これじゃあまるで中国じゃないか。アメリカ人として失望したよ」

同社はイスラエル企業で、ヨルダン川西岸の入植地にある工場で操業している。ユダヤ系のスカージョがこのCMに出演する理由として、「環境問題に本格的に取り組んでいるばかりでなく、イスラエルとパレスチナの間に平和をもたらす橋を架けようとしている」と説明していた。

まあ、スーパーボウルのCMは残念だったが、今回のドタバタで「ソーダストリーム」の知名度が上がったのは間違いない。


情報ソース
http://www.usatoday.com/story/money/business/2014/01/24/sodastream-banned-super-bowl-ad-coke-pepsi-scarlett-johannson/4838575/

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