2013年4月11日木曜日

南北戦争の指輪物語


南北戦争時代、ペンシルヴェニア出身の北軍兵士が紛失した指輪が、長い年月を経て子孫の手に戻された。

レヴィさんは、北軍のペンシルヴェニア義勇軍の一兵士としてグラント将軍の指揮下で「アポマトックス・コートハウスの戦い」に参戦した。

歴史的遺品の収集家ジョン・ブルーさん(40=写真左)が05年、建設現場で金属探知機を使って「宝探し」をしているときに、この指輪を発見。指輪にはシュレーゲルさんの名前と「第198ペンシルヴェニア義勇軍」の所属部隊が刻まれていたが、彼の子孫を見つけ出す方法が思いつかず、指輪を箱の中に入れて保管していた。

しかしその後、ブルーさんは系図専門家の女性マーガレット・ビンングスさんと知り合いになり、彼女の助けでシュレーゲルさんの家系をたどることに成功した。






9日、シュレーゲルさんの墓があるレディングのチャールズ・エヴァンズ墓地で指輪を渡すセレモニーが行われ、子孫のひとりアーニー・シュレーゲルさん(49=同右)がブルーさんから指輪を受け取った。

ちなみに、南北戦争が終結すると、レヴィさんはレディングに戻り、大工として働き、11人の子供を育て、1932年に91歳で亡くなったそうだ。



Civil War ring comes full circle

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